1本目
某大型店でキッケー氏と撞いていた時のこと。
何がキッカケだったか忘れましたが、意図的にキュードンをしてみました。店内ガラガラで、周りに他のお客さんがいないのをしっかり確認してからw
どうやら私は、今までにキュードンってのをやったことがなかったようです。そりゃまぁキュードンを無意識にやる癖は私にはないし、意識してやることも無いですからね。人生で初だったらしい。
初めてやってみて気づいたことがあります。
良い音がしない
キュードニスト達のキュードンは「うるせぇ!」って言いたくなるくらい響き渡るじゃないですか。でも私のキュードンは冴えない音しかしない。
「え?なんで?」と思って、何回かやってみちゃいましたよw(アホ)
キューが傷むのを気にして無意識に力加減を抑えてしまっているのかもしれません。思い切りが足りないのかもしれない。
その一方で「何かいい音をさせるコツでもあるのか?」という思いもあり、そして想像してしまったんですよ。キュードニスト達がキュードンの練習をしている風景をww
さらに連想したのが「いい音がするキューというものがあるのではないか」ということでした。
インパクト音にこだわる人っていますよね。私は全くこだわりがありませんが、いい音をさせるために何かとセッティングにこだわる人はいる。それと同じで、キュードンもキューの違い、セッティングの違いで音の鳴りが変わってくるものであり、私のキューはあまり鳴らない仕様なのかも?と想像。知らんけど。
そしてまた「いいキュードンの音がするようにセッティングを考えているような人がいたりすんのかな?」と連想したのですが、単なる想像じゃなくてそういう人が実際にいることを思い出しました、、、、、、
セッティングというほどのことじゃないですけど、バットエンドに大きな音がするような物を仕込んでキュードンする人、いたわ。。。。
この間ちょろっと書きましたとおり、「キュードンは格好いい」という謎の価値観を持っている人達がいる。そしてその内の1人は大きな音をさせるために、わざわざキューに仕込みをしているんですよね。。。
世の中には絶対に分かりあえない相手はいると思わされる瞬間です。
2本目
昔からそういう人はいましたけど、ネットを介して昔よりも気軽にトップレベルの試合が見られるようになった昨今、ますます増えているように感じられるのが「中間層の球を知らない初級者」であります。
極端な場合「自分と同じくらいのレベルか、それより上となると世界のトップランカーの球しか知らない」みたいな人がいる。
この間も、ボーニングの動画を見せつつ「ボーニング凄い」「こんな球はボーニングしか撞けない」「ボーニングだからこそ出来る球」などと興奮して話している初級者さんがいたんですが、「いやいや、ボーニングの凄さはそんなところじゃないよ」「そんな球は並のA級だって普通に撞けるぞ。。。」と思いながら私は話を聞いていました(;´∀`)
「自分には出来ない球」を「世界レベルの人しか撞けない球」と認識してしまう。その間のイメージがない。「BC級には難しいが、A級ならそう難しくない球」と「世界レベルの選手だからこそ撞ける球」の差が分からないわけであります。
そのことが当該初級者さんの今後にどういう影響を与えるのかは正直分かりません。私と育ちが違いすぎてイメージが出来ない。
ただ単純に「話を聞いているとモヤっとする」と言いたいだけの話でした。
私だって、ある程度以上に自分より上手い人の中での差なんてわからないです。実力が離れすぎると「みんな上手い」としか思えなくなる。
けどさすがに「並のA級レベルと世界レベルを同一視」という程度になるとなぁ、、、と思っちゃいますね。