鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ハウス初め 最終日

 

1842文字

 

11本目

 

昨日書きました通り、事前練習の時にベテランプロ様に遭遇したことで気持ちが引き締まりました。

 

気持ちは引き締まったんですが、結局ハウスと全然関係ない練習はしてました。平撞きブレイクです。ハウスは9ボールでしたので、平撞きブレイク練習をする必要は全く無い。レールブレイクの練習をすべきなのに、平撞きブレイクの練習をしてた。

 

なぜ試合と全然関係がない平撞きブレイク練習をしてしまったかって、せっかく好調を維持していた平撞きブレイクが絶不調になってしまっていたもんだから感覚を取り戻したかったから。ただそれだけ。

 

ハウスよりもそっちのほうが私にとっては重要事項だったわけであります。そんな気持ちでしたので、ほんとにプロに遭遇できてよかった。そうじゃなけりゃ、ずっと平撞きブレイクの練習だけしてた可能性がある。

 

気が引き締まってもなお平撞きブレイク練習はしてしまったのですが、かなり控えめにはなりました。ブレイクだけを繰り返すようなことはなく、1時間あたり10回くらいしか撞かなかったと思う。私としてはかなり控えめですw

 

やはり隣にプロがいらっしゃると「音で邪魔をしてしまっても申し訳ない」という気持ちが出てくるし、なんせ調子が悪かったので「下手くそなところを見られたくない」という気持ちもあったため、控えめになりました。

 

「平撞きブレイクを復調させる」という目的を果たす上ではプロが隣にいるのはマイナスに作用するかなーと思っていました。不発や場外を気にせずぶっ放すような練習ができないから。

 

ところが、実際には逆でした。2024年最高レベルにまで平撞きブレイクが当たるようになった。

 

改めて「質が大事」と感じました。

 

方向性が決まっていて体に覚えさせようとしている時であれば量が大事。けど「方向性が定まらない」「ぶっ壊れて、方向性を見失っている」っていう時は量を撞いても余計に悪化するだけ。悪い癖をつけてしまうだけ。しっかり頭を捻って質を高めることが大事。

 

  • 隣にプロがいらっしゃったことで、量を控えようという気持ちになれた
  • 自由に時間を使って頭を捻っていられる環境だった

 

こういう条件があったからこその復調。ラッキーでした。

 

最終的な結論は「人生は運次第」かもしれないw




12本目

 

ハウスにて、プレイは及第点でしたがブレイクは問題外でした。まともに当たったのは最後の最後の一発だけw 

 

練習してもいないのに最近閃いたばかりのレールブレイクをしようとしたのがマズかったようです。従来通りの撞き方をした最後の一発は普通に当たったので、「ちゃんと練習しとけ」「見切りをつけるのが(撞き方を元に戻そうと考えるのが)遅すぎ」というあたりが反省点です。

 

ただまぁ、ブレイクに関しては「当たってなくて格好悪かった」というだけで、勝ち負けにはほとんど関係しませんでしたので、そこまで気にしてはいません。

 

ブレイクが当たっていなかったことよりも私が問題視したのは、ラックが立っていなさすぎだったことであります。

 

シートを使った9ボールの試合でですよ。ノーインを2回出し、イリーガルも1回。全てラックのせい。他のブレイクも全体的にラックが立っていない割れ方。

 

試合でテンパってラックを上手く組めなかったとかではなく、平場でも最近ラックが立ってない。そして、立ってないと分かってるのに、ちゃんと立てようという気持ちが湧いてこない。



こういうのって、他人からしたら「分かってんなら、ちゃんと立てれば良いだけ」としか思えないですよね。けど本人は「分かってんだけど、なぜか気持ちが向かない」という状態だったりする。

 

なんでなんでしょうかね。

 

原因は色々推測できるのですが、「ブレイクの結果の良し悪しが勝敗に影響するような勝負を長らくしていないから」というのはありそうな気がする。いけませんね。気が緩んでる。



そうそう。この話を人にしたら「ブレイク好きとして、ラックの浮き具合が気にならないの?」と言われました。

 

私はほんと「ブレイクを強く撞く」ということばっかりに意識が向いていて、ブレイク練習もサンドバックで問題ないと思っているくらいです。「壁になってくれれば良い」というくらいにしか思っていないから、ラックが浮いてても気にならんのですよね、、、

 

「冴えない音がする」ってのは気になるし、試合だったらそりゃノーインやらイリーガルやらは気にはなるんですけど、でも「絶対になんとかしなくては」と思うほどには気にならない。。。。

 

嗜好が勝負に全く向かない。